立 替 金
立替金とは、一時的な立替払いによる債権で、通常は短期間のうちに回収されるものである。回収が長期にわたる場合には貸付金等に振替えるべきである。
仕訳例
(1) 立替金の発生
当社は同じ敷地内に労働組合、健康保険組合の事務所があり、水道光熱費については当社が一旦支払った後、使用料に応じて労働組合及び健康保険組合に請求することになっている。
当月の電力料は100,000円+消費税等8,000円=108,000円であり、当座預金から支払った。
当社の使用料は90,500円+消費税7,240円=97,740円
労働組合の使用料は5,000円+消費税400円=5,400円
健康保険組合の使用料は4,500円+消費税360円=4,860円である。
借方 | 貸方 | ||
水道光熱費 | 90,500 | 預金/当座預金 | 108,000 |
仮払消費税等 | 7,240 | ||
立替金/労働組合 | 5,400 | ||
立替金/健康保険組合 | 4,860 |
(2) 立替金の回収
上記の労働組合及び健康保険組合に対する立替金が当座預金に入金した。
借方 | 貸方 | ||
預金/当座預金 | 10,260 | 立替金/労働組合 | 5,400 |
立替金/健康保険組合 | 4,860 |