消耗工具器備品費
消耗工具器具備品費とは、スパナ、レンチ、ドリル、カッター、机、椅子、ロッカー、棚、時計、絵画などで、耐用年数1年未満又は耐用年数1年以上で相当額未満のものを、取得のときに費用として処理される。
取得時費用処理したもので期末に未使用のものは、貯蔵品に計上するが、重要性の乏しい場合は取得時費用処理のままでも認められている。
仕訳例
(1) 工具の購入
修理に使用するためのスパナ・レンチ5,000円+消費税400円=5,400円を現金で購入した。
借方 | 貸方 | ||
消耗工具器具備品費 | 5,000 | 現金 | 5,400 |
仮払消費税等 | 400 |
(2) 器具の購入
会議の記録に使用するためICレコーダー15,000円+消費税1,200円=16,200円を現金で購入した。
借方 | 貸方 | ||
消耗工具器具備品費 | 15,000 | 現金 | 16,200 |
仮払消費税等 | 1,200 |
(3) 備品の購入
書類保管用の書庫20,000円+消費税1,600円=21,600円を現金で購入した。
借方 | 貸方 | ||
消耗工具器具備品費 | 20,000 | 現金 | 21,600 |
仮払消費税等 | 1,600 |