会計やさんのメモ帳 
 

開 発 費

開発費とは、新技術又は新経営組織の採用、資源の開発、市場の開拓等のために支出した費用、生産能率の向上又は生産計画の変更等により、設備の大規模な配置替を行った場合等の費用をいう。ただし、経常費の性格を持つものは含まれない。なお、「研究開発に係る会計基準」の対象となる研究開発費については、発生時に費用として処理しなければならないことに留意する必要がある。

開発費は、原則として支出時に費用(売上原価又は販売費及び一般管理費)として処理する。ただし、開発費を繰延資産に計上することができる。この場合には、支出のときから5年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却しなければならない。(平成18年8月11日 企業会計基準委員会「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」より)

(参考:財務諸表等規則ガイドライン36 5、実務対応報告第19号 繰延資産の会計処理に関する当面の取り扱い)

 


仕訳例目次

(1) 開発費の費用処理(原則処理)

(2) 開発費の繰延資産計上

(3) 開発費の償却

 


仕訳例

(1) 開発費の費用処理(原則処理)

新規事業の市場開拓目的のために特別に支出した広告宣伝費5,000,000円+消費税400,000円=5,400,000円を小切手を振出して支払った。

 
借方貸方
開発費(販売費及び一般管理費)5,000,000預金/当座預金5,250,000
仮払消費税等400,000  

 


(2) 開発費の繰延資産計上

開発費5,000,000円を繰延資産として計上することとする。

 
借方貸方
開発費5,000,000預金/当座預金5,250,000
仮払消費税等400,000  

 


(3) 開発費の償却

上記2(2)繰延資産に計上した開発費を償却する。償却期間は5年 定額法による。なお、開発費の支出は便宜上期首に支払ったものとする。

 
借方貸方
開発費(販売費及び一般管理費)(注1)1,000,000開発費1,000,000

(注1)開発費償却費 5,000,000円÷5年=1,000,000円

 

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