会計やさんのメモ帳 
 

のれん(営業権)

ある企業が他の企業又は企業を構成する事業に対する支配を獲得することを「取得」といい、その 取得原価が、受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回る場合には、その超過額はのれんとして資産に計上し、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却する。ただし、のれんの金額に重要性が乏しい場合には、当該のれんが生じた事業年度の費用として処理することができる。

取得原価が、受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を下回る場合には、その不足額は負ののれんとして当該負ののれんが生じた事業年度の利益として処理する。

(参考:企業結合に関する会計基準)

 


仕訳例目次

(1) 事業の譲受けによるのれんの計上

(2) のれんの償却

 


仕訳例

(1) 事業の譲受けによるのれんの計上

A社の営業すべてを5,000,000円(消費税込み)で譲り受け、代金は小切手を振出して支払った。引き継いだ資産・負債は、商品2,000,000円、建物3,000,000円、備品1,000,000、借入金4,000,000円である。なお、消費税は8%とする。

 
借方貸方
商品1,851,852短期借入金4,000,000
建物2,777,778預金/当座預金5,000,000
工具器具及び備品925,926  
のれん2,777,778  
仮払消費税等666,666  

 


(2) のれんの償却

のれんの計上額2,777,778円 償却期間は20年とする。なお、便宜上事業の譲受は期首に行ったものとする。

 
借方貸方
減価償却費/のれん償却費(注1)138,889のれん138,889

(注1)のれん償却費:2,777,778円÷20年×1年=138,889円

 

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