会計やさんのメモ帳 

収益性の分析 ・安全性の分析 ・生産性の分析 ・成長性の分析 ・株主関連指標

目 次

株主関連の指標

(1) 各種成長率

(2) 一株当り配当

(3) 自己資本配当率

(4) 配当性向

(5) 配当利回り

(6) 株価純資産倍率(PBR)

(7) 株価収益率(PER)

(8) 株価キャッシュフロー倍率(PCFR)

株主関連の指標

企業がその株主に対してどれだけ経済的利益を還元しているか等、投資判断資料となる指標。

(1) 各種成長率

[算式]成長率(%)=(当期財務数値−前期財務数値)÷ 前期財務数値×100

財務数値には種々のものを当てはめて成長率をみる。

例えば売上高、従業員数、総資産等々。

(2) 一株当り配当

[算式]一株当り配当(円)=配当金÷発行済株式数

単純に一株当りの配当金を見るもので、配当利回りなどの計算基礎となる指標。

(3) 自己資本配当率

[算式]自己資本配当率(%)=配当金÷自己資本×100

配当性向は当期利益に対する配当の比率を見るのに対し、過去に留保した利益も含む自己資本からの配当率をみる指標。

(4) 配当性向

[算式]配当性向(%)=配当金÷当期利益×100

配当金の支払いに無理がないかどうかを検討する場合の指標で、配当性向が低ければ低いほど社内留保分が大きくなり、企業の安全性が高くなる。

わが国では当期利益の多い少ないにかかわらず、資本金に対する一定率の配当つまり安定配当率政策がとられる傾向にある。

配当性向は次の算式で示されるように株価収益率(PER)と利回りを乗じたものと同じになる関係がある。

配当性向=(配当金÷一株当たりの利益)=(株価÷一株当たりの利益)×(配当金÷株価)=(株価収益率)×(利回り)

(5) 配当利回り

[算式]配当利回り(%)=一株当り配当÷株価×100

株価に対する年間配当金の割合を示し、株価が上昇すると配当利回りは下落する。

株価の値上がり益を期待するか、確実性が高い配当利回りを重視するかの等の投資判断指標として利用される。

(6) 株価純資産倍率(PBR)

[算式]株価純資産倍率(倍)=株価÷一株当り純資産

株価が1株当たり株主資本の何倍で売買されているかを示すもので、株価と株主資本(ストック)との関係で株価の相対水準を示す。

(7) 株価収益率(PER)

[算式]株価収益率(倍)=株価÷一株当り利益

株価が1株当り利益の何倍で売買されているか示すもので、株価収益率が高いほど利益に比べ株価が割高であることを示し、逆に、株価収益率が低いほど株価が相対的に低いことを示す。

(8) 株価キャッシュフロー倍率(PCFR)

[算式]株価キャッシュフロー倍率(倍)=株価÷一株当りのキャッシュフロー

上記6の株価収益率は分母に税引後当期利益を使用するため、減価償却方法や棚卸資産評価方法などの会計方針によって利益に影響を受けることになるため、他社との比較で不都合が生じることがある。

そのため、会計方針に影響を受けないキャッシュフローを分母にして評価することにより、他社との比較を適切に行おうとするもの。

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